2021-01-01から1年間の記事一覧

「律法」について その6

『新改訳聖書』第3版のローマ人への手紙4章15節に、次のように書かれています。***15節律法は怒りを招くものであり、律法のないところには違反もありません。*** 1行目に、「律法は怒りを招くものであり、・・・」とあります。 例えば、出エジ…

「相続地」について その5

『新改訳聖書』第3版の民数記33章54節に、次のように書かれています。***54節あなたがたは、氏族ごとに、くじを引いて、その地を相続地としなさい。大きい部族には、その相続地を多くし、小さい部族には、その相続地を少なくしなければならない。…

「律法」について その5

『新改訳聖書』第3版のローマ人への手紙7章19節(その3、冒頭)に続いて、同章20節と21節に、次のように書かれています。***20節もし私が自分でしたくないことをしているのであれば、それを行(おこな)っているのは、もはや私ではなくて、私…

「律法」について その4

『新改訳聖書』第3版の使徒の働き22章4節に、次のように書かれています。***4節私はこの道を迫害し、男も女も縛って牢に投じ、死にまでも至らせたのです。*** 「私はこの道を迫害し、男も女も縛って牢に投じ、死にまでも至らせたのです。」とあり…

「律法」について その3

『新改訳聖書』第3版のローマ人への手紙7章18節と19節に、次のように書かれています。***18節私は、私のうち、すなわち、私の肉のうちに善が住んでいないのを知っています。私には善をしたいという願いがいつもあるのに、それを実行することがな…

「罪」について その4

『新改訳聖書』第3版のローマ人への手紙6章8節と9節に、次のように書かれています。***8節もし私たちがキリストとともに死んだのであれば、キリストとともに生きることにもなる、と信じます。9節キリストは死者の中からよみがえって、もはや死ぬこ…

「罪」について その3

『新改訳聖書』第3版のエペソ人への手紙2章1節から3節までに、次のように書かれています。***1節あなたがたは自分の罪過と罪との中に死んでいた者であって、2節そのころは、それらの罪の中にあってこの世の流れに従い、空中の権威を持つ支配者とし…

「相続地」について その4

『新改訳聖書』第3版のヨシュア記17章1節に、次のように書かれています。***1節マナセ部族が、くじで割り当てられた地は次のとおりである。マナセはヨセフの長子であった。マナセの長子で、ギルアデの父であるマキルは戦士であったので、ギルアデと…

「相続地」について その3

『新改訳聖書』第3版のヨシュア記14章1節(その2、冒頭)に、「イスラエル人がカナンの地で相続地の割り当てをした地は次のとおりである。・・・」とあります。 「カナンの地」では、「九部族と半部族」とに相続地がくじで割り当てられました。「その2…

「相続地」について その2

『新改訳聖書』第3版のヨシュア記14章1節から5節までに、次のように書かれています。***1節イスラエル人がカナンの地で相続地の割り当てをした地は次のとおりである。その地を祭司エルアザルと、ヌンの子ヨシュアと、イスラエル人の部族の一族のか…

「相続地」について その1

『新改訳聖書』第3版のヨシュア記12章6節に、次のように書かれています。***6節主のしもべモーセとイスラエル人とは彼らを打った。主のしもべモーセは、ルベン人と、ガド人と、マナセの半部族に、これらを所有地として与えた。*** 1行目の「彼ら…

「律法」について その2

『新改訳聖書』第3版のガラテヤ人への手紙3章9節と10節(その1⦅2021-10-02⦆、冒頭)には、次のようなことが書かれています。 ***「信仰の人アブラハムとともに、祝福を受ける」(9節)のは、「信仰による人々」(同)である。なぜなら、「律法の…

「死」について その14

「死」について その1(2021-07-22)の終わりで、わたしは、「死を味わわれた」や、「決して死を味わわない」というのは、どのような意味であると考えられるでしょうか、と述べました。 イエスの場合は、私たちの罪のため、および、私たちが義と認められる…

「死」について その13

「死」について その5(2021-08-11)の後半で、わたしは、次のように述べました。***「決して死を見ることが」ない(ヨハネ8:51)や、「決して死ぬことが」ない(ヨハネ11:26)のは、「わたしは、よみがえりで」あり、「いのちで」あるから、と…

「律法」について その1

『新改訳聖書』第3版のガラテヤ人への手紙3章9節と10節に、次のように書かれています。***9節そういうわけで、信仰による人々が、信仰の人アブラハムとともに、祝福を受けるのです。10節というのは、律法の行いによる人々はすべて、のろいのもと…

「罪」について その2

『新改訳聖書』第3版のエゼキエル書14章9節から11節までに、次のように書かれています。***9節もし預言者が惑わされて、ことばを語るなら、―主であるわたしがその預言者を惑わしたのである―わたしは彼に手を伸ばして、わたしの民イスラエルのうち…

「死」について その12

『新改訳聖書』第3版のエゼキエル書32章を読むと、『地下の国』には、「死者」たちが横たわっている、ということが分かると思います。 これについては、「よみ」について(2021-04-07)、および「地下の国」について その1(2021-07-08)から「その3」…

「死」について その11

『新改訳聖書』第3版のヨハネの福音書8章51節(その4、前半)に、「・・・だれでもわたしのことばを守るならば、その人は決して死を見ることがありません。」とあります。 イエスは、そのたましいがハデスに捨てられ(使徒2:27)、『死に渡され』(…

「死」について その10

『新改訳聖書』第3版のローマ人への手紙4章25節に、次のように書かれています。***4章25節主イエスは、私たちの罪のために死に渡され、私たちが義と認められるために、よみがえられたからです。*** 1行目から、「主イエスは、私たちの罪のため…

「死」について その9

『新改訳聖書』第3版の使徒の働き2章24節(その6、前半)の、「死の*苦しみ」の「苦しみ」が、もし「産まれる」あるいは「産む」ということに関係があるとすると、「産まれる」あるいは「産む」というのは、何を意味すると考えられるでしょうか。 これ…

「死」について その8

『新改訳聖書』第3版の使徒の働き2章24節(その6、前半)の、「死の*苦しみ」の「苦しみ」には脚注があり、その「苦しみ」の直訳は「陣痛」である、ということが分かります。 つまり、2章24節の「死の*苦しみ」は、「死の陣痛」である、ということ…

「罪」について その1

『新改訳聖書』第3版のエゼキエル書37章23節に、次のように書かれています。***37章23節彼らは二度と、その偶像や忌まわしいもの、またあらゆるそむきの罪によって身を汚さない。わたしは、彼らがかつて罪を犯したその滞在地から彼らを救い、彼…

「死」について その7

『新改訳聖書』第3版の使徒の働き2章27節に、次のように書かれています。***2章27節 あなたは私のたましいをハデスに捨てて置かず、 あなたの聖者が朽ち果てるのを *お許しにならないからである。 * 直訳「与える」 *** また、同章31節に、…

「死」について その6

『新改訳聖書』第3版のヨハネの福音書11章25節(その5、冒頭)の「・・・わたしを信じる者・・・」や、同章26節の、「・・・生きていてわたしを信じる者・・・」というのは、ヨハネの福音書8章51節(その4、前半)の「・・・わたしのことばを守…

「死」について その5

『新改訳聖書』第3版のヨハネの福音書11章25節から27節までに、次のように書かれています。***25節イエスは言われた。「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。26節また、生きていてわたしを信じ…

「死」について その4

『新改訳聖書』第3版のマタイの福音書16章28節(その1、後半)の「決して死を味わわない」というのは、特定の死、例えば、十字架の上での死のような死、を味わわない、ということではなく、「死そのもの」を味わわない、ということではないかと思いま…

「死」について その3

『新改訳聖書』第3版のへブル人への手紙2章9節(その1、冒頭)最後の行の『味わわれた』と、マタイの福音書16章28節(その1、後半)最後の行の『味わわない』は、ネストレ・アーラントのギリシャ語では、形は違いますが、同じ言葉が用いられていま…

「死」について その2

『新改訳聖書』第3版のへブル人への手紙2章9節(その1、冒頭)2行目から、「・・・イエスは、死の苦しみのゆえに、栄光と誉れの冠をお受けになりました。・・・」とあります。 「死の苦しみ」というのは、例えば、十字架の上での苦しみのこと、と考える…

「死」について その1

『新改訳聖書』第3版のへブル人への手紙2章9節に、次のように書かれています。***2章9節ただ、御使いよりも、*しばらくの間、低くされた方であるイエスのことは見ています。イエスは、死の苦しみのゆえに、栄光と誉れの冠をお受けになりました。そ…

「地下の国」について その3

『新改訳聖書』第3版のヨハネの黙示録20章13節に、次のように書かれています。***20章13節海はその中にいる死者を出し、死もハデスも、その中にいる死者を出した。そして人々はおのおの自分の行いに応じてさばかれた。*** 1行目から、「・・…