「地下の国」について その3

新改訳聖書』第3版のヨハネの黙示録20章13節に、次のように書かれています。
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20章13節
海はその中にいる死者を出し、死もハデスも、その中にいる死者を出した。そして人々はおのおの自分の行いに応じてさばかれた。
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1行目から、「・・・死もハデスも、その中にいる死者を出した。・・・」とあります。

 

ここで言われている「死」というのは、「地下の国」のことではないかと思われますが、いかがでしょうか。「その1」、および「その2」をご参照ください。

 

「エジプトの群集」(エゼキエル32:18)が下ってゆく先は、エゼキエル書32章18節から22節までの記述等から、「その墓の回り」であると考えられます。

 

「エジプトの群集」(エゼキエル32:18)が下ってゆく先が「その墓の回り」であるとすると、エゼキエル書32章の記述より、そこには、「アッシリヤとその全集団」、「エラムと「そのすべての群集」、「メシェクとトバル」および「そのすべての群集」などがいる、と言うことができます。

 

そうすると、「死もハデスも、その中にいる死者を出した」(黙示録20:13)と言う場合、「死」すなわち「地下の国」は、「アッシリヤとその全集団」、「エラム」と「そのすべての群集」、「メシェクとトバル」および「そのすべての群集」などを出した、と考えることができると思います。

 

「死」は、エゼキエル書32章に書かれている死者たちを出して、「人々はおのおの自分の行いに応じてさばかれ」(黙示録20:13)る、ということになるのではないかと思われますが、いかがでしょうか。

 

さばきのときに、エゼキエル書32章に書かれている死者たちは、「出される」、のではないでしょうか。

 

どのように思われますか。