『新改訳聖書』第3版のヨエル書2章31節に、次のように書かれています。
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31節
主の大いなる恐るべき日が来る前に、
太陽はやみとなり、月は血に変わる。
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「主の大いなる恐るべき日が来る前に、太陽はやみとなり、月は血に変わる。」とあります。
言い換えると、「太陽はやみとなり、月は血に変わ」った『あと』に、「主の大いなる恐るべき日が来る」、となります。
ヨハネの黙示録6章12節に、次のように書かれています。
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12節
私は見た。小羊が第六の封印を解いたとき、大きな地震が起こった。そして、太陽は毛の荒布のように黒くなり、月の全面が血のようになった。
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2行目から、「・・・太陽は毛の荒布のように黒くなり、月の全面が血のようになった。」とあります。
この記述は、ヨエル書2章31節(上記冒頭)の、「太陽はやみとなり、月は血に変わる。」とよく似ています。
仮に、ヨハネの黙示録6章12節の記述が、ヨエル書2章31節の記述と同じときのことだとすると、「主の大いなる恐るべき日」(ヨエル2:31、上記冒頭)は、ヨハネの黙示録6章12節以降に書かれているのではないかと思われます。
その5、に続きます。