ダニエル書7章について その7

ダニエル書7章について その2(2021-02-22)、のコメントで、hhhhhh210さんは、
***
>「王」というのが、列王記の「ユダの王」のような王だとすると、「もうひとりの王が立つ」(24節)ときには、それより前の王たちは、死んでいるか、もしくは、王ではなくなっている、と言うことができます。

ダニエル2:38-40の王(王国)の場合と7:8の場合は異なります。

7:8の場合は
>「もうひとりの王」が存在するときに、『三人』の王も存在している、ということになります。
ということでよいと思います。

しかし、2:38-40は順番に次から次ということになります。

7:24にこの国から立つ10人の王とあり、同じ一つの国に10人の王がいたことになります。

2:38-40は同じ一つの国ではなく、別の国です。状況が違います。
***
とおっしゃっていました。

 

「ダニエル2:38-40の王(王国)」というのは、「金の頭」と「あなたより劣るもう一つの国」と「青銅の第三の国」と「第四の国」のこと、と言うことができると思います。

 

「・・・2:38-40は順番に次から次ということになります。」というのは、「金の頭」の次に「あなたより劣るもう一つの国」が、「あなたより劣るもう一つの国」の次に「青銅の第三の国」が、「青銅の第三の国」の次に「第四の国」が、「順番に次から次」に起こる、ということだと思います。

 

確かに、「ダニエル2:38-40の王(王国)の場合と7:8の場合は異なります」が、「7:8」と、2章40節の「第四の国」に立つ「10人の王」の場合は、どうでしょうか。

 

その8、に続きます。