ありがとうございます。
コメントに、
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ダニエル書2章38節の「金の頭」は、終わりの日に、「よみがえってさばきを受ける」(ヨハネ5:29)ためによみがえった、ネブカデネザルである、と考えたらどうでしょうか。
変に理屈を考えすぎだと思います。よみがえって裁きを受けることにはなると思いますが、ダニエル書2:35がよみがえった後のことであるという根拠はどこにあるのでしょうか?
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とあります。
『新改訳聖書』第3版のダニエル書2章28節に、次のように書かれています。
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2章28節
しかし、天に秘密をあらわすひとりの神がおられ、この方が終わりの日に起こることをネブカデネザル王に示されたのです。あなたの夢と、寝床であなたの頭に浮かんだ幻はこれです。
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1行目から、「・・・天に秘密をあらわすひとりの神がおられ、この方が終わりの日に起こることをネブカデネザル王に示されたのです。・・・」とあります。
「『終わりの日』に起こることをネブカデネザル王に示されたのです」、とあります。
バビロンが滅んでメド・ペルシャが興り、メド・ペルシャが滅んで、ギリシャが興り、ギリシャが滅んでローマ帝国が興った、というのは、『終わりの日』に起こったこと、と言えるでしょうか。
よみがえって受ける「さばき」は、いつあると思われますか。『終わりの日』ではありませんか。
ダニエル書2章34節と35節に書かれていることは、2章44節に書かれていることに『対応する』、と言うことができると思います。ダニエル書2章について その6(2021-02-25)、をご参照ください。
「永遠に滅ぼされることがな」(44節)い国、というのは何だと思われますか。「朽ちることがない」からだを持つ人々から成る国ではありませんか。
人々が「朽ちることがない」からだを持つのは、いつだと思われますか。『よみがえってから』ではありませんか。
44節の「一つの国」つまり「その国」は、34節の「一つの石」に、同様に、「これらの国々」は、35節の「鉄も粘土も青銅も銀も金も」に『対応する』、と言うことができると思います。ダニエル書2章について その6(2021-02-25)、をご参照ください。
「一つの国」つまり「その国」が、「朽ちることがない」からだを持つ人々から成るのであれば、『よみがえってから』のことになるのではないでしょうか。
どのように思われますか。