「もみがら」について その5

ありがとうございます。

 

コメントに、
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ネブカデネザルがやがてよみがえって裁きを受けることになると思いますが、
ダニエル2:38のネブカデネザルがよみがえった後のネブカデネザルであるという根拠はどこにあるのですか?
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とあります。

 

「ダニエル2:38のネブカデネザル」は、「イエスより『前』」の時代の「ネブカデネザル」であると考えることはできない、ということがあります。

 

なぜなら、ネブカデネザルが見た夢は、「『終わりの日』に起こること」である、と言うことができるからです。

 

新改訳聖書』第3版のダニエル書2章28節に、次のように書かれています。
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2章28節
しかし、天に秘密をあらわすひとりの神がおられ、この方が終わりの日に起こることをネブカデネザル王に示されたのです。あなたの夢と、寝床であなたの頭に浮かんだ幻はこれです。
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「イエスより『前』」の時代の「ネブカデネザル」は、『終わりの日』の「ネブカデネザル」である、と言うことができるでしょうか。

 

ダニエル書2章38節の「金の頭」が、「イエスより『前』」の時代の「ネブカデネザル」ではないとすると、いつの時代の「ネブカデネザル」か、ということになります。

 

『終わりの日』によみがえった「ネブカデネザル」以外には考えられないと思いますが、いかがでしょうか。