「廃墟」について―エドム― その1

新改訳聖書』第3版のエゼキエル書25章13節に、次のように書かれています。
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25章13節
それゆえ、神である主はこう仰せられる。わたしはエドムに手を伸ばし、そこから人も獣も断ち滅ぼし、そこを廃墟にする。テマンからデダンに至るまで人々は剣で倒される。
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1行目から、「・・・わたしはエドム・・・を廃墟にする。・・・」とあります。エドムが廃墟とされる、ということが預言されています。

 

最後の行に、「テマンからデダンに至るまで人々は剣で倒される。」とあるので、「剣で倒される」ことによって、エドムは廃墟とされるのではないか、と思われます。

 

エレミヤ書49章17節と18節に、次のように書かれています。
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17節
エドムは恐怖となり、そこを通り過ぎる者はみな、色を失い、そのすべての打ち傷を見てあざける。
18節
ソドムとゴモラとその近隣の破滅のように、―は仰せられる―そこに人は住まず、そこに人の子は宿らない。
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17節から18節にかけて、「(17節)エドムは・・・(18節)ソドムとゴモラとその近隣の破滅のように、・・・そこに人は住まず、そこに人の子は宿らない。」と書かれています。これは、エドムが廃墟となる、もしくは、廃墟のようになる、ということを意味している、と言うことができると思います。

 

なぜ、エドムは廃墟にされるのでしょうか。

 

その2、に続きます。