「復活」について その5

① 「変えられる」ことの「予型」については、「その4」で述べました。

 

次に、② 「イスラエルの全家」の復活の「予型」(その4中ほど)について述べます。

 

新改訳聖書』第3版のエゼキエル書37章1節から6節までに、次のように書かれています。
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1節
の御手が私の上にあり、の霊によって、私は連れ出され、谷間の真ん中に置かれた。そこには骨が満ちていた。
2節
主は私にその上をあちらこちらと行(ゆ)き巡らされた。なんと、その谷間には非常に多くの骨があり、ひどく干からびていた。
3節
主は私に仰せられた。「人の子よ。これらの骨は生き返ることができようか。」私は答えた。「*神、主よ。あなたがご存じです。」

 

* エゼ三七・三、五、九、一二、一九、二一「神」の子音字は「

 

4節
主は私に仰せられた。「これらの骨に預言して言え。干からびた骨よ。のことばを聞け。
5節
神である主はこれらの骨にこう仰せられる。見よ。わたしがおまえたちの中に息を吹き入れるので、おまえたちは生き返る。
6節
わたしがおまえたちに筋をつけ、肉を生じさせ、皮膚でおおい、おまえたちの中に息を与え、おまえたちが生き返るとき、おまえたちはわたしがであることを知ろう。」
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5節に、「神である主はこれらの骨にこう仰せられる。見よ。わたしがおまえたちの中に息を吹き入れるので、おまえたちは生き返る。」とあります。

 

「おまえたち(すなわち、骨)は生き返る」、ということが書かれています。

 

この骨は、「谷間の真ん中」(1節)にあり、「非常に多く」(2節)あり、「ひどく干からびていた」(2節)、とあります。

 

エゼキエル書37章7節と8節に、次のように書かれています。
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7節
私は、命じられたように預言した。私が預言していると、音がした。なんと、大きなとどろき。すると、骨と骨とが互いにつながった。
8節
私が見ていると、なんと、その上に筋がつき、肉が生じ、皮膚がその上をすっかりおおった。しかし、その中に息はなかった。
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「骨と骨とが互いにつなが」(7節)り、「その上に筋がつき、肉が生じ、皮膚がその上をすっかりおおった」(8節)、とあります。

 

その6、に続きます。