「罪」について その6

新改訳聖書』第3版の創世記2章17節(その5、冒頭)に、次のように書かれています。
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17節
しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるとき、あなたは必ず死ぬ。」
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1行目から、「・・・善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるとき、あなたは必ず死ぬ。」とあります。

 

この17節の記述から、「女」と「夫」は「食べた」(創世記3章6節、その5前半)のですから、食べたとき『死んだ』と言うことができると思います。

 

「女」と「夫」は『食べたとき』死んだ、のです。

 

創世記3章4節と5節に、次のように書かれています。
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4節
そこで、蛇は女に言った。「あなたがたは決して死にません。
5節
あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目は開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです。」
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4節に、『・・・蛇は女に言った。「あなたがたは決して死にません。』とあります。

 

神は、「それを取って食べるとき、あなたは必ず死ぬ」(2章17節)、と言われたのですが、蛇は、「あなたがたは決して死にません」、と言いました。

 

どちらが、真実であると思われるでしょうか。

 

神の「あなたは必ず死ぬ」でしょうか、それとも、蛇の「あなたがたは決して死にません」でしょうか。

 

どのように思われますか。