「王国」について その2

わたしは以前、YAHOO!知恵袋で、ヨハネの黙示録13章について質問をしたことがあります。2018年5月31日です。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10191131255

 

その際、6月1日10時18分の投稿で、わたしは次のように述べました。第三段落からです。
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「第四の獣」についてですが、いまだによく理解できていなくて、悩んでいます。というのは、7章17節には、「これら四頭の大きな獣は、地から起こる四人の王である。」とあるように、ほかの三頭の獣とともに、「第四の獣」は「王」である、と理解することができるのですが、同23節には、「第四の獣は地に起こる第四の国。」とあるように、「国」と書かれています。

 

「第四の獣」は、「王」なのか「国」なのか、どっちなのか、という点で、悩んでいます。今のところ、「王」でもあり「国」でもあるのではないか、と考えていますが、「王」でもあり「国」でもある、というのをどう理解してよいのか、という問題が残ります。・・・
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このときは、「第四の獣」が「王」なのか「国」なのか、よく分かっていませんでした。

 

しかし、ヨハネの黙示録1章と5章の引用箇所(その1)の記述からすると、『王国』すなわち『国』は、『人』である、と考えることができます。

 

「天の御『国』」が『人』にたとえられている、ということからも、『国』は『人』を表している、と言うことができると思います。「天の御国」について その1(2021-01-21)をご参照ください。

 

そうすると、ダニエル書7章の「第四の獣」が「王」であり、同時に『国』でもある、ということが理解できます。この場合の『国』は、例えば、「日本の国」と言うような場合の国ではない、と考えられるのです。

 

いかがでしょうか、どのように思われますか。