『新改訳聖書』第3版のダニエル書2章32節から35節までに、次のように書かれています。
***
32節
その像は、頭は純金、胸と両腕とは銀、腹とももとは青銅、
33節
すねは鉄、足は一部が鉄、一部が粘土でした。
34節
あなたが見ておられるうちに、一つの石が人手によらずに切り出され、その像の鉄と粘土の足を打ち、これを打ち砕きました。
35節
そのとき、鉄も粘土も青銅も銀も金もみな共に砕けて、夏の麦打ち場のもみがらのようになり、風がそれを吹き払って、あとかたもなくなりました。そして、その像を打った石は大きな山となって全土に満ちました。
***
34節1行目から35節にかけて、「(34節)・・・一つの石が人手によらずに切り出され、その像の鉄と粘土の足を打ち、これを打ち砕きました。(35節)そのとき、鉄も粘土も青銅も銀も金もみな共に砕けて、夏の麦打ち場のもみがらのようになり、風がそれを吹き払って、あとかたもなくなりました。・・・」とあります。
「その像の鉄と粘土の足を打ち、これを打ち砕きました。そのとき、鉄も粘土も青銅も銀も金も『みな共に』砕け・・・ました」、とあります。
鉄も粘土も青銅も銀も金も『みな共に』砕けました、です。
つまり、「鉄も粘土も青銅も銀も金も」みな『同時に』存在している、と考えられるのす。
そしてこの、「一つの石が人手によらずに切り出され」その像を打ち砕く、ということは、『終わりの日に起こる』、と言うことができると思います。
いかがでしょうか、どのように思われますか。