2023-05-22から1日間の記事一覧

ピリピ人への手紙2章6節について その11

岩波翻訳委員会訳1995のフィリピ人への手紙2章2節から5節まで、の文脈から、6節では、イエスの「謙虚な思い」について書かれているのではないか、と思われます。 そのイエスの「謙虚な思い」を表すものとして、「神と等しい」ことを『強奪と思わなかった…

ピリピ人への手紙2章6節について その10

フィリピ人への手紙2章6節では、「神と等しい」ことを「強奪と『思ったか思わなかったか』」が話題になっている、と言うことができると思います。 「神と等しい」ことを「強奪と『思ったか思わなかったか』」について考える場合、参考になるのが、岩波翻訳…

ピリピ人への手紙2章6節について その9

『新改訳聖書』第3版のヨハネの福音書14章7節から9節まで(その4前半)の記述から、イエスは、ご自分が「神と等しい」ということはご存じであった、と考えられます。 しかし、ご自分から、わたしは「神と等しい」、と言われることはなかったと思われま…