「神の子ども」について その4

アブラハムには、神の御霊(みたま)が授けられていなかったとすると、アブラハムは、生きている間は「神の子ども」とされてはいなかった、ということになります。神の御霊(みたま)に導かれることができないからです。ただ、「世界の相続人となるという約束」(ローマ4:13)によって、「神の子ども」になることが約束されていた、と言うことはできるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

 

では、アブラハムが「世界の相続人となる」のは、いつだと考えられるでしょうか。

 

それは、「『復活の子』として『神の子ども』」(ルカ20:36)とされたときではないでしょうか。

 

「『復活の子』として『神の子ども』」(ルカ20:36)である場合に、アブラハムは「神の子ども」である、と言うことができるのではないか、と思います。つまり、アブラハムが復活して、『神の子ども』とされたときに、「世界の相続人となる」のではないか、と思います。

 

いかがでしょうか。どのように思われますか。